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DHAとEPAがドライアイに良いって本当?


パソコンワークなど、同じところを見つめているために瞬きが減る仕事、空調の効いた乾燥したオフィスが作り出した病気だとも言われているドライアイ。

あなたは大丈夫ですか?誰でもなる可能性があるドライアイに、DHAとEPAが対抗します。

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ドライアイに効果的なのはEPA


DHA・EPAと一緒に語られがちなこの2つの成分は、実はけっこう違うものです。

ドライアイに効果的なのは、血液に働きかけて涙の量を増やすことができるEPAです。

マウスの実験から、EPAを含む魚油を与えられたグループの涙量が回復するという結果が出ています。

詳しいメカニズムはまだ解明途中ということですが、

EPAには
  • 細胞膜の柔軟性を高める
  • 涙腺付近での組織の涙の分泌量を増やす
  • 目に涙を放出する機能を高める

という働きがあることが考えられています。

一方、DHAも目に対して働きかけることができます。

DHAは目の網膜部分にたくさん含まれている成分です。

網膜は目の焦点を合わせ、脳に目から入った刺激(情報)を送る大切な仕事をしています。

DHAを摂取することで、目から脳への情報の伝達がスムーズにいくようになることがわかっています。

なお、EPAは体の中でDHAが足りない場合にはDHAに変換されることもあるので、EPAをしっかり摂っていればDHAが不足することはありません。

EPAで涙の分泌を増やし、DHAで目の機能を保ち、健康な目を手に入れましょう。


ドライアイ=目が乾く症状、は間違っている!


ドライアイはただ目が乾燥している状態の事ではありません。

人間の目は、乾いた環境のところにいると類液の分泌が増えて潤うようにできています。

涙液が分泌されることによって、粘膜も健康に保つことができ、この粘膜と涙で目を守っています。

ドライアイは、このシステムが壊れる病気です。

原因は涙の異常です。何らかの原因で涙の分泌が正常に行われなくなると、粘膜にも異常が起きます。

その異常が慢性的に続くことによって、眼を守るシステムが破たんした状態となります。

こうなってしまった状態が、ドライアイです。

粘膜が弱ると、物が見えにくくなります。

ウイルスや細菌、光などの外からの刺激に対して弱くなります。

このことから、

  • 痛み
  • 異物感
  • 目のかすみ
  • 見えにくさ

などが生まれます。

目が見えにくくなると、生活の質が下がります。不快感が増え、ストレスがたまります。

視力が落ちるわけではないため、見えにくさは眼鏡をかけても改善されません。

ただ単に乾いただけの症状でもないため、市販の目薬は解決策になりません。

眼科による治療が必要になってきます。

一般的には、パソコンワークを中心とする若い人たちに多い病気だとして知られています。

が、実際にドライアイの症状に悩んで受診する人の半数近くは50歳以上の人たちだそうです。

目の酷使、瞬きをしない時間が長いことがドライアイを作ることは疑いないようですが、加齢によっても涙を作る機能や粘膜は衰えていきます。

生活の質を高いレベルに保つためにも、ぜひEPAで体の中からドライアイ対策をしてください。

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