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DHA・EPAが睡眠不足や不眠症に良い理由とは?


DHA・EPAは睡眠不足や不眠症にも効果があります。

なぜなら、DHAとEPAはセロトニンの分泌を増やす効果があるからです。

セロトニンと不眠症の関係についてまとめました。

セロトニンと不眠症はどう関係するの?


セロトニンとメラトニンに深い関係があるからです。

日中活動して、夜は眠くなる。そして寝る。

このリズムは、メラトニンという成長ホルモンが作り出しています。

夜は眠り、体を休ませることによって細胞レベルの修復を測ったり、ダメージを回復させたりするのがメラトニンです。

成長ホルモンというと成長期の子どもや若者にしか出ないイメージをお持ちの方もあるかもしれませんが、メラトニンは一生を通じて分泌されます。

ただし、加齢やストレスによって量は減ってくることがあるようです。

メラトニンが正しく働いてくれることが不眠症に一番効果のあることなのですが、メラトニンはセロトニンの分泌と深いかかわりがあります。

幸せホルモンとも言われるセロトニンは、情緒を安定させて気持ちを穏やかにしてくれる働きがあるホルモンです。

セロトニンがきちんと働いているとメラトニンもよく分泌されるため、理想的な1日のリズムが出来上がります。

セロトニンは脳で神経伝達物質として働いていますが、脳で働く部分は全体の2%とかなり少ない割合です。

そのほか、消化管の運動(主に腸)の働きをするものが90%、血小板を凝固させて止血したり、血管を収縮させたりする働きをしているものが8%です。

ストレスや加齢によって減少するほか、便秘などの消化管の異常によっても減少します。

また、男性よりも女性のほうがもともと少ない量しか持っていません。

女性の持つ量は男性のたった52%で、しかも生理前には大きく減る傾向があります。

これがPMS(月経前症候群)の原因ではないかという説もあります。

そして、セロトニンの分泌に関係するといわれている栄養素の一つとしてDHAが挙げられています。


セロトニンとDHA・EPAの関係について


DHA・EPAのようなオメガ3系の脂肪酸の働きが、セロトニンの分泌を助けることがわかっています。

具体的には、情緒を安定させたり消化管活動を活発にしたりということを助けるようです。

まだメカニズムが完全に解明されていないのですが、解明されたらうつ病などの治療にも使われるのではないかという説もあります。

セロトニンを増やす物質としては肉に多く含まれるトリプトファンが有名です。

トリプトファンは単体では吸収が悪いため、ビタミンB6などと一緒に取る必要があります。

加えて、DHA・EPAなどの必須脂肪酸もセロトニンの働きをサポートします。

セロトニンが正常に働くようになると、メラトニンもきちんと働き始めるので、質の良い睡眠がとれるようになり不眠症の改善も期待できます。

不眠症は生活の質を下げてしまう深刻な問題のため、DHA・EPAやトリプトファン以外にも、睡眠にアプローチできる成分はたくさん発見されてきています。

その中でも効果があるといわれているのがギャバです。


不眠に効果のあるギャバ


ギャバには、アドレナリンを抑制して体と心をリラックス状態に導く働きがあります。

アドレナリンは「戦闘ホルモン」とも呼ばれる脳内物質で、ストレスや運動時に興奮状態を作り出します。

アドレナリンが活発に分泌されている状態だと、たとえ体が休んでいても頭が休まりません。

ギャバはビタミンB6と一緒に摂取することによって脳内でアドレナリンを抑制し、いらいらしたり情緒不安定になったりという状態を抑えます。

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