子ども用のDHAサプリメントの効果は?安全に飲めるサプリ
子ども用のDHAサプリメントはどこを見て選べばいいのか迷っている親御さんのために、おススメのDHA・EPAサプリメントを紹介します。
目次
子ども用のDHAサプリの、目安となる摂取量
DHAの摂取目安量は成人で1日に1000㎎と言われていますが、子どもの摂取目安は発表されていません。
厚生労働省の資料には「成人の値を参考に」食材から摂取すること、と記載されています。
子どもにおすすめのDHA・EPAサプリメント
さくらの森 きなり(カプセルサプリが飲める年代から)

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抗酸化対策、DHA・EPAの含有量から見て、一番おすすめのサプリメントです。
魚臭さがなく、オレンジ風味に加工してありますので、魚嫌いの子どもにも合っているでしょう。
サプリメントは基本的に長期保存するものです。作りたてを食べる料理とはわけが違います。
DHA、EPAは大変酸化しやすい栄養素で、古くなる=酸化するともちろん害があります。
きなりは青魚由来のDHA・EPAを使用しているのではなく、オキアミを原料とするクリルオイルという赤い油を使って作られています。
色が赤い原因は、鮭やイクラなどに含まれるアスタキサンチンです。
アスタキサンチンはビタミンCの6000倍と言われる抗酸化力を持ちます。
よくペットボトルのお茶などの表示を見ると「添加物としてビタミンC」と書いてあることがあります。
あのビタミンCは、お茶の酸化防止のために添加されているものです。
その6000倍の効果を持つ抗酸化力で、サプリメントに使われているDHA・EPAの酸化を防いでいるのです。
1日量がDHA・EPA500㎎というのも、お子さんにちょうど良い量です。
これなら摂りすぎになることはありません。
キッズサプリ(3歳頃から)

タブレットタイプのDHA・乳酸菌(クリスパタス菌)・カルシウム・ビタミンD・キシリトール・鉄分・野菜が入ったサプリメント。
DHAの「配合量」は成分表にどれくらい入っているのか書かれていませんが、乳酸菌やカルシウムなど複数の成分を取ってほしいというお子さんにはピッタリのサプリメントです。
親子100組が選んだ「パイナップル味」は一番人気の味で、好き嫌いが多い子どもも食べてくれるでしょう。
ちょっと珍しい名前のクリスパタス菌は、喘息やアレルギー、花粉症、風邪などから守ってくれる免疫力が高い乳酸菌です。
ドクターデキスギ(受験を控えている子ども向け)

「頭の回転」を速くすることに特化した学力アップのためのサプリメントです。
DHA・EPAの含有量は500㎎、そのほかに「ブレインフード」と言われる脳の発達を助けるホスファチジルセリンや、ストレスに負けにくい脳を作るといわれるGABAなどを配合しています。
酸化対策としてはトコトリエノール(ビタミンEの約60倍の抗酸化効果があるといわれています)を配合しています。
みんなのみかた(ドリンクが飲める年頃から)

ヨーグルト風味のDHA・EPAドリンク。
大手のニッスイが製造していますので、DHA・EPAも350mgとドリンクとしては高配合です。
カルシウムとビタミンDも入っていますので、成長期のお子さんにおすすめです。大人も飲むことができます。
まずはお試しタイプ初回限定10日分500円(税別)送料無料があるので、気軽に注文してみるとよいでしょう。
なぜDHA・EPAは子供におすすめなの?
DHA・EPAは、脳の神経伝達物質に大きな影響を与える栄養素です。
脳の神経伝達物質は信号を交換し合って「頭の回転」を作り出しています。
DHAとEPAを摂取することで、「かしこい脳」を作ることができるといわれています。
DHAは脳の発達に必要なものですが、「頭の回転」だけではなく、目や心の成長のためにも使われます。
心の成長面としては、情緒不安定になりにくい子を育てるという研究結果もあります。
目の網膜や視神経にもDHAは含まれています。
視神経にDHAがたくさんある状態をキープしておくことが、網膜に映った映像を素早く脳に届けるのに役立ちます。
サプリメントは万能ではありません。あくまで食事のサポートとして使うほうがよいです。
そのために気をつけなければいけないことは2つ。
- 抗酸化(サプリメントが酸化しない工夫)が十分されているか
- DHA・EPAの含有量が多すぎないか
ということです。
DHA・EPAは、食事として食材から取るほうが消化吸収効率のよい栄養素なのです。
サプリメントに頼りすぎることなく、自然な消化吸収力も育ててあげましょう。
子どもにサプリメントはどうなの?
子どもにサプリメントを摂取させることは賛否両論があります。
賛成論としては、足りない栄養をサプリメントで補ったほうが成長や発達に良い影響が出る可能性があるということです。
反対論としては、特にスポーツを本格的にされている子どもに言えることですが、薬物に対する抵抗を失うようだと困る、ということが挙げられています。
体に良いからと言ってサプリメントを飲むことに慣れてしまうと、アスリートになった時に安易に薬物を摂取してドーピングに引っかかってしまうかもしれない、ということです。
消化器の発達も未熟な子どもたちが栄養を摂るとき、食物から栄養を摂るほうが自然にかなっています。
良いことには疑いがありません。
スポーツの世界でプロを目指す子どもがドーピングの予防をすることは当然です。
サプリメントは、「その食材からしか摂れないもの」
しかし、親が忙しくて栄養の偏った食品しか用意できなかったり、偏食がひどくて必要な栄養が摂れない子どもについてはどうでしょう?
サプリメントで栄養を補うことは、長期的に行われることなので、まずは品質をじっくりと考えなければなりません。
そして、食事でとれない栄養素が重要なものか重要でないものかについて考える必要もあります。
牛乳を飲まないからカルシウムが摂取できない、と考えているとしたら、他の食材はどうでしょう?
サプリメントで栄養を補うとしたら、「そのものからしか摂れない栄養素がある」ものが食べられない、補いきれない場合だけにしたほうが良いと思います。
そして、子どもに必要で、かつ青魚からしか摂取できず、他のものでは代替が難しいDHA・EPAはその筆頭になると思います。
それでも、やはり食材からDHA・EPAを摂取したほうが良いことには変わりません。
魚を食事で食べる努力をしつつ、足りない栄養素はサプリメントで補いましょう。
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