オメガ3(DHA・EPA)が不妊治療に良い理由
DHA・EPAに代表されるオメガ3脂肪酸が不妊治療に良いという話があります。
なぜ効果があると考えられているのか、女性にも男性にも効果はあるのかについてまとめました。
目次
オメガ3脂肪酸が不妊に良いのは、なぜ?
脳と妊娠には深い関係があるからです。
自律神経が乱れたり、ストレスが過度にかかったり、情緒不安定になったりすることで脳と体のバランスは悪くなります。
脳が直接妊娠に関与しているわけではありませんが、女性には「妊娠する準備をしよう」、男性には「子孫を残す準備をしよう」と働きかけていることは間違いありません。
脳と体のバランスが悪くなると、脳が妊娠に関する指令を出してもうまく子宮や精巣に届かなくなることがあります。
妊娠する準備をしていなければ、妊娠しづらいことは分かっています。
オメガ3脂肪酸は神経細胞膜を構成している重要な要素です。
そのことから、オメガ3脂肪酸が増えることは神経細胞間の伝達を活発にすると考えられています。
神経細胞間の伝達を活発にすることで、脳の機能が正常化するのではないかと考えられています。
現代人は身体を動かすことが減り、社会の中でストレスにさらされながら生きています。
睡眠時間も昔よりは極端に減り、体のサイクルも狂いがちになってきています。
極端に妊娠しずらい状態が起きても不思議はありません。
ストレスの多い人間関係、体を動かして発散することの少ない日常生活、不規則な生活時間帯…これらはすべて不妊の原因と言われています。
オメガ3脂肪酸は脳の神経細胞間の伝達をスムーズにする力は推測されていますが、それだけでは不妊を改善するには弱いところがあります。
ストレス解消する、体を動かして自然のリズムを感じながら暮らす、朝になったら起きて夜になったら眠くなる体の欲求に素直に従うなど、できる範囲で脳と体を一致させることが不妊の解消には役立ちます。
オメガ3系の脂肪酸は、あくまでそれをサポートする役割です。
男性にもオメガ3脂肪酸は効果がある?
あります。オメガ3脂肪酸の減少は、精力減退につながる可能性があるとされているからです。
「草食男子」という言葉もずいぶん耳慣れました。
草食系男子とは恋愛において受け身であり、争いを好まず、執着しないという特徴がある男性のことです。
反対語は「肉食男子」ですが、これは最近ほとんど聞くことがありません。
逆に「肉食女子」という言葉はよく聞くようになりました。
男性としての本能を発揮することができなければ、女性にいくら脳と体の準備ができていたとしてもその準備は無駄に終わってしまいます。
精力減退も、脳の信号がうまく体に届いていないことが原因と言われます。
オメガ3脂肪酸を取ることで、神経細胞間が信号を正確に伝達することができるようになれば、改善が見込めるという考え方がされています。
なぜ、いまオメガ3脂肪酸なの?
日本人のオメガ3脂肪酸の摂取量が、少し前よりも激減しているからです。
もともと、オメガ3脂肪酸は「日本人の子どもはなぜ知能指数が高いのか?」という疑問から発見されたものです。
そのくらい日本人にはオメガ3脂肪酸をたくさん摂る食生活がありました。
日本は島国なので、たんぱく源として魚をたくさん食べていました。
オメガ3脂肪酸は魚油に豊富に含まれているので、意識しなくても子どものころから大量にオメガ3脂肪酸をとれていたのです。
オメガ3脂肪酸は母親が摂った分が子どもに影響します。
そして、一番脳の発達に大切な胎児の頃から赤ちゃんとして乳離れするまで、DHA・EPAを含む栄養を大量に与えられた子どもたちが賢く育ったのも、オメガ3脂肪酸が神経伝達物質へ働きかける力だと推測されています。
食卓が洋風になったり、食事のとり方が変化するにしたがって私たちの体の中のオメガ3脂肪酸は減少してきています。
オメガ3脂肪酸は脳に働きかけるので、脳に司令部(下垂体)があるホルモンにも間接的に働きかけることができると考えられています。
ホルモンを正常なリズムに取り戻すためにも、日ごろからDHA・EPA不足を感じている人、ホルモンがちゃんと動いていないと感じる人はぜひオメガ3脂肪酸を試してみてください。
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タレントの小原正子さんも愛用していることで知られているサプリメントです。
数あるサプリメントの中で、なぜ妊活対策に子のサプリメントが必要なのかと言ったら、それは含まれている成分が魅力的だからです。
DHA・EPAは、ホルモンバランスを正常に整える効果が期待されているだけではありません。
実は、胎児の脳や神経を作るときに必要な成分でもあります。
お母さんのおなかの中で赤ちゃんの脳が作られるのは、妊娠12週まで。
ほとんどの方は、妊娠に気が付くのは早くて7週~8週と言われます。
もう気が付いたときには大事な期間の3分の2が終わってしまっています!
DHA、EPA
脳に働きかけて、神経伝達を正常に整え、ホルモンバランスを整えることが期待されている栄養素です。
赤ちゃんが授かった時に、すぐさま細胞分裂が始まるのを助け、脳と神経の発達を育てる役割を果たします。
葉酸
葉酸はビタミンB群の1種類ですが、妊娠初期に葉酸が十分に取られていないと胎児神経管閉鎖障害という障害になることがわかっています。
葉酸が必要とされるのも、脳の細胞や神経細胞が作られるのと同じ妊娠初期。
妊娠に気が付くまでに、赤ちゃんの体の重要期間はほぼ基本ができてしまいます。
厚生省は、妊娠1か月以上前から妊娠3ヶ月までの間に1日400マイクログラムの葉酸を摂取することをすすめています。
これで胎児神経管閉鎖障害の70%を予防できるとされています。
妊娠しやすい体作りでなく、妊娠した時に即座に赤ちゃんに必要な栄養が分け与えられるよう、良い準備をしてください。
すごく敏感な方でも、妊娠に気が付くのは5週目です。日ごろから摂取していないと間に合いません。
鉄
妊娠するには鉄分が必要です。
胎盤をよりふっくらとさせて着床しやすい状態にするために、質の良い血液は欠かせません。
鉄はヘモグロビンの材料となり、細胞に酸素と栄養素を運ぶのになくてはならない栄養素です。
たくさんの栄養素をバランスよく摂ることが、健康的な妊娠の役に立つ可能性があります。
日ごろ不摂生な食生活をしていたり、好き嫌いが多くて栄養素が偏っている人などにおすすめのサプリメントです。
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公開日:2017年04月11日 最終更新日: