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ピルによる血栓症予防に、DHA・EPAサプリメント

もしかして血栓症!?私の体験談や、飲んでた低用量ピルとDHAサプリ

アンジュ
もしかしたら、血栓症かも!?と思った私(36歳)のヒヤッとした体験談を話したいと思います。

低用量ピル「アンジュ」を飲み始めたきっかけは、避妊と生理痛・生理不順の改善がおもな目的でした。

初めてだったので、副作用(とくに吐き気)が一番不安だったのですが、それはほとんどなく、逆にお腹がすいて食欲がわくといった感じになってました。

血栓については、確率がすごく低いと知ったので全然気にしてなかったのですが、飲み始めて1ヶ月くらい経ったときのことです。

右足の太ももの付け根あたりが、痛みを感じてきたのです。

ずっとではないけど、ふと痛くなって数十秒で収まるときもあれば、5分くらい痛くなったり引いたりしてました。

このときは、私の持病の「椎間板ヘルニア」が再発したのかな?

と思ったのですが、思い出してみればピルも飲んでるし、ひょっとしてまさかなのか!?と思い始めると気になって仕方ありません。

教えてgooやヤフー知恵袋などで関連質問を読んでいましたが、結局のところは病院に聞くしかないと思ったのでした。

そこで痛みが出てから、2週間後くらいにピルを処方してもらった産婦人科のほうへ電話して聞いてみました。

電話では細かく症状を聞かれましたが、それは血栓症とは違うと言われ、気になるのだったら、整形外科のほうへ行ったほうがいいと言われました。

胸が痛むなど息が苦しいなどの症状が合わされば、連絡くださいとのこと。

ピルもそのまま飲み続けていいとのことでした。

すごく安心しましたが、もっと様子を見てみないと分からないと思い、10日間くらい様子見てたら、いつのまにか痛みは良くなってました。

やはりどうやら「椎間板ヘルニア」のほうだったみたいです。

それ以降は、体調に何も変化がなかったので…。

しかし、将来的に血栓症が恐くなった私は、ネットでDHA・EPAサプリメントをすぐに注文して飲むことにしました。

DHA・EPAは、血液をサラサラにしてくれる効果があるのです。

通販の商品だと、初回お安く買えるものも多いので。

私が買ったのは、こちらのサプリメントでした。



そりゃあ、すぐに血液が変化するわけではありません。

だけど、ふだん魚や納豆など血液に良い食べ物はあんまり食べてないので、飲んでいるとお守りのように安心することができました。

※注意!すでに血栓症ができているかもしれないという方は、サプリを選ぶのではなく、まずは病院受診してください。

サプリメントはあくまでも予防的な意味で飲むので…。

薬とサプリの飲み合わせもありますので、「サプリメントを飲む前」に病院や薬剤師に『現在飲んでいる薬』も伝えるのが良いです!


目次

低用量ピルによる血栓症の症状や原因、予防方法は?


低用量ピルを飲んでいる女性は、血栓症に気を付けたほうが良いです。

処方前に、医師や看護師、薬剤師の方が副作用について説明してくれるとは思うのですが、ずっと飲んで行くと忘れてしまうことが多いみたいです。

どういう症状が出るかおぼえておくと、いざというとき早期発見できます。


ここに注意!血栓症の症状チェック


アンジュ情報提供資料
私が飲んでいる低用量ピル「アンジュ」の解説書に詳細が書かれてありましたので、そこから紹介したいと思います。

以下の症状が低用量ピルの服用中に現れたら、病院への受診が必要になります。


飲むのをやめて、すぐに救急医療機関を受診する必要がある症状


足の突然の痛み・腫れ、脱力・まひ

ふくらはぎの腫れ・熱感とともに痛みがあるなど。

血栓で足(とくに太ももやふくらはぎ)の静脈が詰まってしまうと、このような症状が出る可能性が高くなります。

正式名称は、『深部静脈血栓症(しんぶじょうみゃくけっせんしょう)』と呼ばれています。

血栓症の中では、すぐに命に別状はないのでほおっておく人も多い病気です。

しかし、ほおっておくと、足の血管で出来た血栓が肺に運ばれて、肺塞栓症が発生する恐れもあるので早めに病院に行かねばなりません。

時間が経つとむくみや腫れ、痛みがひどくなって、皮膚の色がムラサキ色になり、潰瘍ができることがあります。

一般の健康的な方でも、エコノミークラス症候群といって、飛行機や車などに同じ姿勢で座りっぱなしで長時間経つと、血流が悪くなって足に血栓ができることがあります。


突然の息切れ、押しつぶされるような胸の痛み

息を吸うときに鋭い胸の痛みがある。息切れ、吐血がある。

心臓や肺の血管が血栓で詰まると出る症状です。

命の危険性が高い。


激しい頭痛

脳に血栓が詰まると激しい頭痛が起こります。

これを脳血栓(のうけっせん)といいます。

ピルユーザーに比較的多いのが、静脈が集まっている脳静脈洞に血栓がつまる脳静脈洞血栓症(のうじょうみゃくどうけっせんしょう)です。

もしくは、他の部分でできた血栓が脳に運ばれて、血管が詰まることもあります。

これを脳塞栓(のうそくせん)といいます。

ここで、単なる頭痛だと思って痛みどめなどを飲んだり、放置しておくと発見が遅くなり、命の危険性や後遺症が残る可能性が高くなります。

後遺症には体のマヒや、言葉がうまく発音できなくなったり、脳血管性の認知症などがあります。

一時的に頭痛が止まっても、治ったわけではありません。

急速に症状が悪化・進行する場合と、1~2週間ほど時間をかけて進行する場合があります。

血管が詰まるだけでなく、破れて出血してしまうとすぐに命に関わることもあります。

慢性の頭痛持ちの方でも、いつもの頭痛とちがうと感じたら、油断せずに早めに病院へ行きましょう。


舌のもつれ・しゃべりにくい

脳が血栓で詰まると、場所によっては言葉に影響が出ることがあります。

ろれつが回らない、しゃべりにくいというときには、脳梗塞の初期症状になってる可能性がありますので、早めに救急病院を受診しましょう。

後遺症が残ることも多いですが、治療が早ければ早いほど軽くとどめることができます。


突然の視力障害

ほとんど、片目のかすみとして現れることが多いです。

まれに両目同時に起こることもあります。

静脈が直接血栓で詰まるわけではなく、動脈硬化の影響などで、網膜にある静脈が塞がってしまうのが「網膜静脈閉塞症」です。

目以外にも高血圧や糖尿病などの病気を持っていることが多いです。

救急で対処する時間が遅れると失明に至ったり、視覚障がいが後遺症に残る可能性がでてきます。


その他、ピルを飲むのをやめて受診する必要がある症状


  • 足の腫れ、痛み、しびれ、発赤、ほてり、嘔吐、吐き気、頭痛など
  • 体が動かせない
  • 血圧がかなり高くなっている
  • 脱水症状を起こしている状態

ピルごとに血栓症になる確率はちがうのか?


低用量ピルはメーカーや商品によって成分がちがったりします。

当然、血栓症になる確率もちがってくるのですが、利用者の年齢や報告数、利用者数の配分もちがってきますので、完全に正確なデータはありません。

血栓症になる確率が低いピルを飲んでいるからといって、油断していいわけではないのです。

参考程度にしてください。


ピルごとの血栓症発現数


ヤーズ

18万7千人利用。 10万人当たり、60.99人。2013年(1年)で3人死亡。

ルナベル

10万人当たり、45.94人。

オーソM

10万人当たり、11.69人

アンジュ

服用者の0.1%未満

マーベロン

服用者の0.1%未満

トリキュラー

不明。知っている方がいたら連絡ください。


人種・妊娠・年齢ごとにちがう血栓症になる確率


日本人(黄色人種)は、アメリカやイギリスなどの白色人と比べて、血栓症の遺伝要素は少ないと言われています。

日本人の確率と比較してみると、以下のようになります。

欧米人と日本人が、血栓症になる確率

ピルユーザー欧米人 ⇒ 10万人に約15~20人
ピルユーザー日本人(全年齢平均) ⇒ 10万人に約4.8~8人


妊婦と一般人の血栓症になる確率

妊娠中の日本人 ⇒ 10万人に約60人
ピルを飲まない日本人 ⇒ 10万人に約1.6人


年代で言うとピルユーザーで血栓症になる方は、30代・40代が圧倒的に多い。

35歳以上になると、ピルの処方にいろいろと制限が増えるのはそのためです。

ピルユーザー日本人(40代) ⇒ 10万人に約162人(600人に約1人)


※年齢別副作用発現件数(ルナベル)

runaberufukusayou
画像引用:ルナベルでも死者 重篤副作用は40歳代に集中、人為薬害の様相
https://finedayspill.blogspot.jp/2013/12/40.html

妊娠中の血栓症になる確率よりも、かなり高くなってしまいますね。

避妊のために仕方なく飲んでいるという方なら分かります。

しかし、避妊の必要がなくて、PMSや生理痛・生理不順で低用量ピルを飲んでいるという30代以上の方なら、血栓症の副作用が少ない超低用量ピル(ミニピル)か、身体のめぐりを整えるサプリメントを選ぶほうが健康を考える上で良いのかもしれません。

※低用量ピルの副作用について心配しておられる女性へ
http://www.jsog.or.jp/news/html/announce_20131227.html

妊娠中の血栓症になる確率と比較して、かなり低いと言われても、血栓症になってしまったら血液が詰まる場所によっては、死亡してしまいます。

死亡しなくとも、後遺症が残ることもあります。

そうならないためにも、血栓症を予防するための生活習慣を行うことが大切です。

注意点:ピルをやめたあと、また再開すると血栓症のリスクが高まるので、やめたい場合は、できればピルを処方した医師に確認を取るのが無難です。

別の種類のピルに切り替えた時期も、血栓症が発生しやすいリスクが高まるので気をつけましょう。


超低用量ピル(ミニピル)とは?血栓症のリスクは減るか?


避妊効果は薄くなりますが、生理痛・生理不順・PMSの治療に使えるのが超低用量ピル(ミニピル)です。

低用量ピルとちがって、女性ホルモン(合成エストロゲン)が配合が少なく、黄体ホルモン(プロゲストーゲン)が配合されています。

血栓症になるリスクが低く、吐き気などの副作用が軽いという特徴があります。

ただし、超低用量ピル「ヤーズ」で血栓症で死亡した例も挙げられており、完全に血栓症の副作用がないというわけではありません。


※月経困難症治療剤「ヤーズ配合錠」投与患者での血栓症に関する注意喚起について(厚生労働省)
http://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/0000034892.html

また、避妊効果も低用量ピルとちがって落ちます。

低用量ピルは1日飲み忘れができると、2日目にまとめて飲むことができましたが、ミニピルは1日でも飲み忘れが起こると避妊効果が得られません。

種類によっては、避妊効果がまったくない生理痛・生理不順用のミニピルもあります。

低用量ピルでは副作用が強かったという場合や、避妊効果は低くても良い・いらないという方は、超低用量ピル(ミニピル)を検討してみてもいいですね。


ピル服用中は必ず「服用者携帯カード」を財布やカバンの中などに持っておきましょう。


下記は低用量ピル『アンジュ』の「服用者携帯カード」です。

アンジュ服用者携帯カード
このカードにも、血栓症の症状がどういうのか書かれていますので、もし気を失っていても、他の人が見つけてくれたら病院での受診に多いに役立ちます。

また、定期的に血液検査などの受診も行うのを忘れずに。

通常の人よりも血液がドロドロになりやすいからです。

コレステロールや中性脂肪などの数値が安全内にあるかチェックすることが、血栓症の予防と早期発見に役立ちます。


血栓症を起こさないために、どういうことに気をつけたらいい?


血液がサラサラになる食べ物や飲み物を多めに摂取する。


たまねぎ、魚、にんにく、トマト、ほうれん草、海藻類、納豆、豆腐、野菜類など。

食事で不足していると思う場合にはサプリメントで摂取してもOK。

DHA・EPA、イチョウ葉、ポリフェノール、納豆キナーゼなど。

血液サラサラに効果のあるサプリ「きなり」の効果と体験談はこちら。


血液がドロドロになりやすい食事は摂り過ぎに注意する。


肉類(動物性脂肪)、マーガリン、砂糖、生クリーム、アルコール、油っぽい食べ物など。

糖分は多く摂りすぎると血管を傷つけるので、少なめにする。


糖分を摂り過ぎると、血液中に糖分が多くなるため血液がドロドロになりやすくなり、悪玉コレステロールが増えて血栓の原因になります。

肥満や糖尿病の原因にもなりますので、気をつけましょう。

水分を多めに摂る。


脱水が起きると血液がドロドロになります。

また、尿や汗などから老廃物を排出する機会がすくなくなってしまい、代謝が悪くなって、むくみの原因になったりします。

適度に運動を行う。


座りっぱなしの生活は血栓症のリスクが高まりますので、適度にストレッチや散歩をすると血流が良くなって、高血圧予防や血液検査の数値に良い影響を与えます。

ストレスを解消するので、気分転換にもなって良いですよ。

ストレスを解消する。


ストレスを感じると、副交感神経のほうが優位になり、血液が固まりやすくなります。

ストレスが長い期間続くと、血液がドロドロの状態でいることが長くなり、その結果、血栓ができてしまうのです。

タバコを吸わない。

喫煙は、血液に影響を与えるだけでなく、その他の生活習慣病を悪化させる原因にもなります。


DHA・EPAの成分は、血栓症の予防対策になります。


DHA・EPAは血液をサラサラにしてくれる成分で、以下の食品に入っています。

  • 魚(とくに赤身の刺身、青魚)

体内に入ると、DHA・EPAに変換する「αリノレン酸」が入っている食品。

ただし、魚と比べると成分量は10分の1になります。

  • 亜麻仁油、えごま油など。
  • ナッツ類(くるみなど。)


食品から摂っているけど足りないと思う場合は、血液をサラサラにしてくれるサプリメントを飲むという方法もあります。

日常の食事で魚が足りてない方、魚が嫌いで食べてない方は、DHA・EPAが不足していることがあります。

そんな場合に便利なのが、サプリメントです。

DHA・EPAは、青魚に多く含まれている成分であり、血液の流れをきれいにして、血栓症を予防する効果があります。

血管の柔軟性も高めて、高血圧を予防します。

さらに、生理痛や生理不順を和らげてくれる働きもあります。

魚臭さが気になる人は、魚の匂いがしないように特殊処理されサプリメントもあります。

「きなり」は、オレンジオイルが一緒に入ったカプセルで魚臭さがまったく気にならないサプリメント。

DHA・EPA以外にも、納豆キナーゼとクリルオイルが配合されており、血液サラサラ力がアップしています。

クリルオイルは、南極オキアミという小エビのオイル。

クリルオイルに入っている成分「アスタキサンチン」は強い抗酸化作用があり、血管老化や動脈硬化を予防し、コレステロールを減らす働きをしてくれます。

血液サラサラに効果のあるサプリ「きなり」の効果と体験談はこちら。


「アスタキサンチン」には美容効果もあって、シワやたるみの予防に、シミの予防、肌の乾燥対策にもなる成分なんですよ。

きなりを数ヵ月試してみたのですが、一般的なDHA・EPAサプリは魚味のゲップがしたのですが、きなりを飲んだときにはオレンジ風味のゲップでした。

魚味のゲップが出る場合って、口臭が魚臭くなってしまうことがあります。

他人と接することが多い女性にとっても、安心して飲めるサプリです。

すでに血栓症ができているかもしれないという方は、サプリを選ぶのではなく、まずは病院受診してください。

サプリメントはあくまでも予防的な意味で飲むので…。

きなり公式サイトを見てみる。
きなりの詳しい効果と体験談を見てみる。

もちろんサプリメントだけに頼らず、食事からもなるべく血液サラサラ成分を摂るようにして、適度な運動をすることも忘れずに。



低用量ピルとDHA・EPA(オメガ3)サプリの飲み合わせは大丈夫なのか?


問題ありません。

ただ、低用量ピルと一緒に別の薬を飲んでいる場合には、医師や薬剤師のほうに聞いたほうが良いです。


ツイッターで見る『ピルによる血栓症への意見』


ツイッターで、ピルユーザーの血栓症に対する生の声を読むことができました。

あとは、産婦人科がツイートしている場合もあります。

もちろん、情報がまちがえていることも時々ありますが、読んでいるとためになるものです。

検索した一部を掲載してみます。