中性脂肪を下げる飲み物、ドリンク【店舗や通販で購入できる】
血液をドロドロにしないためにも、毎日の水分は十分とらないといけません。
あまり中性脂肪が高くない方のために、日常の生活の中で飲める飲み物を、ちょっと中性脂肪が高い方のためにトクホの中でも効果が高いものを、それぞれまとめました。
目次
高脂血症を予防したい方に
運動などをする習慣がなく、甘いものや炭水化物が大好きな方におすすめの飲み物です。
まだ中性脂肪が高いと診断されたことはなく、ちょっと気になる程度の方におすすめです。
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杜仲茶
杜仲茶に含まれる「杜仲茶エキス」が、内臓脂肪をため込む働きを抑制します。
ゲニポシド酸、カルシウム、カリウム、マグネシウム、鉄、食物繊維などの成分が体に働きかけ、内臓脂肪をため込む働きを抑制して肥満防止になるほか、血圧を下げる働きがあるといわれています。
杜仲茶はデトックス効果も高いため、飲みすぎるとおなかが緩くなることがあります。
また、杜仲茶エキスは濃く出せば出すほど抽出されるので、中性脂肪の予防のために飲むのなら濃いめに出る杜仲茶を選ぶとよいです。
ノンカフェインのため、妊産婦の方やお子さん、また朝から夜まで安心して飲むことができるのもポイントです。
日本茶
緑茶に含まれるタンニンの一種である「カテキン」に食後のコレステロール吸収を抑制する働きがあります。
血中コレステロールを軽減することにより、中性脂肪を減らすことができます。
この働きのため、トクホになっているお茶もあるのですが、それらのお茶はカテキンを高濃度で配合しています。
カテキンはタンニンの一種で、タンニンを摂りすぎると鉄分の吸収を阻害するという一面もあります。
高濃度カテキンのお茶を飲む際には、貧血にならないように食事で十分鉄分を取るなどの配慮が必要です。
気を付けましょう。
コーヒー
脂肪を分解する効果が「カフェイン」と「クロロゲン酸」にあります。
脂肪の燃焼を助けてくれる効果もあるため、運動の前や入浴の前などに飲むのもおすすめです。
最近注目されているのは「フェルラ酸」という成分で、高い抗酸化作用があるため動脈硬化や糖尿病などを予防する効果があるようです。
カフェインが含まれているので、胃を荒らす可能性もあります。
また、カフェインは刺激が強いために飲み続けているうちにカフェインに対する耐性が体内に生まれてしまいます。
目安となるのは覚醒効果です。
コーヒーを飲んでもシャキッとしない、眠気が覚めないなどの事態が続くようになったらカフェインに対する耐性ができてしまってきているのかもしれません。
その際は、2週間ほどコーヒーを控えましょう。
カフェインを絶つことによってまた効果が出てくるようになります。
粉タイプのコーヒーとインスタントコーヒーは酸化しやすいので、飲む量に合わせて購入し、早めに使い切りましょう。
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紅茶
日本茶と同じ茶葉が原料です。
発酵方法が違うので色が日本茶とは違います。
発酵によって生まれる「テアフラビン」という赤い色素に抗酸化作用があります。
日本茶と同じくカテキンを含むため、中性脂肪を下げる働きがあります。
また、テアフラビンには血管の弾力を保つ働きがあるといわれ、動脈硬化の進行を緩やかにする効果があるといわれています。
日本茶と同じく、飲みすぎには注意しましょう。
鉄分の吸収を阻害する働きがあるので、鉄分を含む食事と一緒に摂ることは避けたほうが良いようです。
豆乳
豆乳に含まれているサポニンは、小腸で脂肪が吸収されるのを抑えるほか、血液中の中性脂肪を下げる働きがあるとして注目されています。
サポニンのほか、脳内神経伝達物質であるアセチルコリンを作るために必要なレシチン、女性ホルモンのエストロゲンと似た働きをする大豆イソフラボンなど、さまざまな健康に役に立つ成分が含まれています。
大豆イソフラボンの過剰摂取は、女性ホルモンのバランスを乱してしまう可能性があるということです。
大豆製品を普段多く摂取している人は、豆乳は100ml程度が上限と考えられています。
オレンジジュース
オレンジに含まれる「イノシトール」という成分が中性脂肪が内臓に蓄積するのを防ぎ、血液中のコレステロールを正常にする働きがあると注目されています。
イノシトールはもちろん果実のオレンジからも摂取できますが、手軽に取れるのは100%オレンジジュースです。
1日にコップ1杯、200ml~300ml摂取するとよいようです。
ただし、オレンジジュースにはもちろん糖分が含まれています。
飲むことによって1日の糖質摂取量は増えますので、他の食事で糖質を減らすなどの拝領は必要です。
ローズヒップティー
ローズヒップはビタミンCの宝庫と呼ばれています。
レモンの約20倍も含まれているビタミンCだけでなく、牛乳の8倍も含まれているカルシウムやトマトの8倍も含まれているリコピンなど、高い栄養価を持っています。
ビタミンC、リコピンは高い抗酸化力を持つため、血管の老化を防いで動脈硬化を予防することも期待されています。
ローズヒップティーはノンカフェインです。
カフェインを含むコーヒーや紅茶、日本茶などで普段中性脂肪を予防しようとしている方はカフェイン抜きの時期に飲むことをおすすめします。
妊産婦の方、お子さんも飲むことができます。
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赤ワイン
ポリフェノールの働きで、中性脂肪を減らす効果があるといわれています。
適量のアルコールは善玉コレステロールを増やすので、悪玉コレステロールを減らす働きがあります。
赤ワインだと、適量はグラスに2杯(200ml)程度です。
アルコールを飲みすぎたり、アルコールのおつまみを食べすぎたりすることは返って中性脂肪を増やしてしまうことは言うまでもありません。
アルコールが入ると、その点の制御が弱まってしまう方は十分注意してください。
ちょっと中性脂肪が高くて心配な方に
今までご紹介してきた飲み物は、生活の中で比較的安価に摂りいれられるものですが、もちろん効き目はトクホのものほどはありません。
トクホは健康的に効果がある、と認められているものにしかつかない商標ですので、もうすでに中性脂肪が高くて心配な方にはトクホのドリンクをおすすめします。
中性脂肪に明らかな効果があるということがわかっていて、さらに日常飲めるようなドリンクでは摂取が難しい成分があります。
その成分がDHAとEPAです。これらは魚油に含まれている成分です。
魚油を普段の生活で飲むことは難しいので、それができるドリンクが開発されています。
イマークS

中性脂肪を減らし、血液をサラサラにする効果の高いDHAとEPAを摂取できるようにした画期的なドリンクです。
DHAとEPAは必須脂肪酸のひとつで、オメガ3脂肪酸のひとつです。
私たちの体を健康に保つのに欠かせない脂肪酸で、食事などで毎日摂取しないといけないものでもあります。
1日の摂取推奨量は1000㎎です。
イマークSには100㎎中に、DHAが260㎎、EPAが600mg含まれています。
計860㎎、1日の摂取推奨量の86%を摂ることができます。
魚の中でも特にEPAの豊富なイワシから抽出したEPAを高純度で抽出し、世界に先駆けて技術を確立しました。
ヒト試験の結果、血中中性脂肪が約20%も低下したなどのデータもあります。
中性脂肪は急に下がるものではないので、4~12週間は続けないと効果を実感するのは難しいということです。
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公開日:2017年07月10日 最終更新日: